おすすめしない理由とは?Speed Wi-Fi NEXT W04 口コミ・評判・レビュー [2017年 WiMAX最新機種]
2018/01/22
過去最速の440Mbps!Speed Wi-Fi NEXT W04
通信速度が過去最速の440Mbpsが出るWiMAXとして、W04が2017年2月に発売されました。
現時点(2017年2月)では、当然、最新機種となります。
しかし、私はW04をオススメしていません。
その理由をW04の詳細を踏まえた上で、ご紹介していきたいと思います!
Speed Wi-Fi NEXT W04の特徴・スペック
商品名 | Speed Wi-Fi NEXT W04 | |
製造元 | HUAWEI TECHNOLOGIES CO.LTD | |
通信方式 | WiMAX 2+、au 4G LTE | |
最大通信速度 | 下り最大440Mbps/上り最大30Mbps | |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/11n/11a(5GHz帯)、11n/11g/11b(2.4GHz帯) | |
寸法 | 約130(H)×53(W)×14.2(D)mm | |
質量 | 約140g | |
バッテリ容量 | 2,750mAh | |
充電時間 | 約120分(別売のTypeC共通ACアダプタ01U使用時) | |
カラーバリエーション | 2色(グリーン、ホワイト) | |
最大同時接続数 | 10台(Wi-Fi) | |
連続通信時間※ (ハイスピードモード:WiMAX 2+使用) |
ハイパフォーマンスモード | 約390分 |
ノーマルモード | 約540分(デフォルト設定) | |
バッテリーセーブモード | 約630分 | |
連続通信時間※ (ハイスピードプラスエリアモード:WiMAX 2+、LTE使用) |
ハイパフォーマンスモード | 約260分 |
ノーマルモード | 約390分 | |
バッテリーセーブモード | 約550分 | |
連続待受時間 | デフォルト設定(休止状態):約850時間 クイックアクセスモード設定時(ウエイティング):38時間 |
|
対応OS(USB通信) | Windows® 10、Windows® 8.1、Windows® 8、Windows® 7、Windows Vista®、Mac OS Sierra10.12/Mac OS X 10.11/10.10/10.9/10.8/10.7/10.6/10.5 | |
インターフェース | USB 3.0 High Speed(Type-C USB端子) | |
同梱物 | USB3.0TypeC-A変換ケーブル(試供品) |
他機種との比較
端末名 |
新登場 Speed Wi-Fi |
Speed Wi-Fi |
Speed Wi-Fi |
新登場 Speed Wi-Fi |
---|---|---|---|---|
形式 | モバイルルーター | モバイルルーター | モバイルルーター | ホームルーター |
最大通信速度 | 下り最大440Mbps*1 | 下り最大440Mbps*1 | 下り最大370Mbps*2*3 | 下り最大440Mbps*1 |
同時接続可能台数 | 10台 | 10台 | 10台 | 42台(有線LAN2台、無線LAN40台) |
重さ | 約140g | 約110g | 約127g | 約493g |
同梱物 | USB3.0 Type C-A変換ケーブル (ACアダプタは非同梱) |
microUSBケーブル (ACアダプタは非同梱) |
microUSBケーブル (ACアダプタは非同梱) |
ACアダプタ |
WiMAX業界で最速
W04は、4×4MIMO技術とキャリアアグリゲーション技術で下り最大440Mbpsを実現しています。
今までの機種では、「4×4MIMO技術」か「キャリアアグリゲーション技術」のどちらかを利用して、最大220Mbpsの通信速度となっていました。
しかし、W04では、それら両方を同時に利用することで、最大440Mbpsまで出すことが可能となっております。
通信モードが選べる
W04は、以下2つの通信モードに対応しております。
- WiMAX2+
- au 4G LTE
「WiMAX 2+」は、下り最大440Mbpsの超高速モバイル通信を実現する通信モードです。
「au 4G LTE」は、別途月額1,005円かかりますが、全国どこでも快適にインターネットを楽しむことが可能な通信モードです。
そのため、基本的には「WiMAX 2+」を中心に利用することになります。
携帯しやすく持ちやすいスティックデザイン
より携帯しやすく、持ちやすい、幅がスリムなスティックデザインに刷新されています。
画面も縦スクロール操作にすることで、片手で操作が可能となり、携帯性と操作性が充実しています。
どことなくスマホに近いようなデザインとなっており、機械が苦手な方でも簡単に使うことが出来ます。
用途に応じて通信パフォーマンスを3段階から選択可能
利用シーンに応じた省電力設定が可能となっています。
以下の3パターンから選択することが出来ます。
1.ハイパフォーマンス
最大スペックで、高速通信を楽しみたい時に利用します。
2.ノーマル
こちらの通信を選択すると、最大9時間はバッテリーが持ちます。。
3.バッテリーセーブ
電池の充電を重視したい時に使う通信です。
スマホとタッチでWi-Fi設定
スマホからでも簡単に設定することが出来ます。
私は家で動画を見る時にWiMAXを利用していますが、動画を見るタイミングでスマホからWiMAXを設定出来るので、いちいちWiMAXを取り出さなくても良いので、かなり便利です。
専用クレードルで宅内も快適に通信
外ではWiMAXとして、家では専用クレードル(別売)にセットすればホームルーターとして利用できます。
最新機種のW04は、通信速度が固定回線と変わらないぐらい速くなったので、外出時も家にいる時もWiMAXで1本化している人も増えてきています。
【評判・口コミ・レビュー】Speed Wi-Fi NEXT W04
私は基本的にはW04をオススメしていません。
理由としては、以下の通りです。
- [1] 440Mbpsは「東京・名古屋・大阪」だけ
- [2] バッテリーの持ちが悪い
- [3] 通信制限は命取り
- [4] 地下・屋内などは繋がりづらい
それぞれを詳しく紹介していきます。
[1] 440Mbpsは「東京・名古屋・大阪」だけ
W04は過去最速の通信速度ですが、その通信速度が出るのは東京・名古屋・大阪だけです。
また、東京・名古屋・大阪の中でも首都圏だけで利用出来るため、注意が必要です。
以下は、GMOとくとくBBの公式サイトからの抜粋です。
(下の方に緑で囲っている部分に記載されています。)
440Mbpsを実現する通信手段がまだ最新過ぎるということもあり、利用できるエリアすら公表されていない状況です。
440Mbpsが利用出来ないエリアでは、220Mbspまで通信速度が低下するため、他の機種と変わらない通信速度となってしまいます。
[2] バッテリーの持ちが悪い
W04は最新機種にも関わらず、以前発売されたWiMAXよりバッテリーの持ちが悪いです。
端末名 |
新登場 Speed Wi-Fi |
Speed Wi-Fi |
Speed Wi-Fi |
新登場 Speed Wi-Fi |
---|---|---|---|---|
形式 | モバイルルーター | モバイルルーター | モバイルルーター | ホームルーター |
最大通信速度 | 下り最大440Mbps*1 | 下り最大440Mbps*1 | 下り最大370Mbps*2*3 | 下り最大440Mbps*1 |
同時接続可能台数 | 10台 | 10台 | 10台 | 42台(有線LAN2台、無線LAN40台) |
重さ | 約140g | 約110g | 約127g | 約493g |
同梱物 | USB3.0 Type C-A変換ケーブル (ACアダプタは非同梱) |
microUSBケーブル (ACアダプタは非同梱) |
microUSBケーブル (ACアダプタは非同梱) |
ACアダプタ |
上記のように過去の機種に比べて、バッテリーの持ち時間が短いです。
おそらくデザインに拘ったことが要因で、バッテリ容量も2,750mAhと少なくなっています。
また、ハイパフォーマンスモードでは、約6時間30分となっていますが、実際に使っているとバッテリ容量も縮小していくため、最終的には3、4時間程度でバッテリー切れになってしまう可能性もあります。
私は、WiMAXを外で使うことも多いので、バッテリー容量が少ないと個人的にはかなり厳しいです。
[3] 通信制限は命取り
そもそも、WiMAX/モバイルルーターには以下の3種類の通信回線があります。
- ①WiMAX:それなりに快適な通信速度をずっと楽しめる。
- ②WiMAX2+:かなり快適な通信速度を楽しめるが、制限がある。
- ③au 4G LTE:WiMAXより速い通信を全国で使える。(別途月額1,005円が必要)
そして、W04は②WiMAX2+ ③au 4G LTEの2つの回線が利用できます。
WiMAX2+は上記の通り、通信制限があり、制限にかかると読み込みが遅く、正直使い物になりません。
サイトの1ページを読み込むまでに1分ほどかかったり、最終的には読み込みエラーになります。
ここで注目すべき事は、①WiMAXの回線が利用出来ないということです。
①WiMAXは料金プランに関わらず、通信制限が無い回線サービスです。
そのため、①WiMAXが利用出来れば、「WiMAX2+を使って、通信制限にかかったらWiMAXを利用する」という使い方が出来るのです。
また、③au 4G LTEが利用可能ですが、こちらは別途月額1,005円が必要で、通信速度は①WiMAXと変わらず、利用可能エリアが広いという特徴があります。
しかし当然通信制限があるので、通信制限にかかるとこちらも使い物になりません。
[4] 地下・屋内などは繋がりづらい
あまり知られていませんが、②WiMAX2+の回線は、他の回線に比べて、地下・屋内などで繋がりづらい性質をもっています。
そのため壁などで囲まれている環境では、電波が届かず、一切利用不可能になってしまいます。
一方、①WiMAXの回線は、地下・屋内でも快適に利用することが可能です。
私は3年以上、モバイルルーターを利用していますが、「外だけで使う!」と思っていても、例えばカフェや知り合いのオフィスなどでも利用する場面が何度もありました。
そういう時に繋がらないと、「モバイルルーターを契約した意味がないなー」と感じていました。
なので、私個人の意見としては、①WiMAXの回線が利用できる機種をオススメします。
オススメのモバイルルーター機種はこれ!Speed Wi-Fi NEXT WX02
一番オススメはSpeed Wi-Fi NEXT WX02です。
この機種は、WiMAX2+とWiMAXの回線サービスを搭載しており、日本全国で使用可能となっています。
ただ、最大通信速度は220Mbpsと、W04の半分ぐらいです。
しかし実際に私もWX02を使っていますが、遅いと感じたことは一切ありません。
以下はWX02の読み込み速度が分かる動画です。
Speed Wi-Fi NEXT WX02のスペック
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT WX02 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
対応ネットワーク |
本機器は、WiMAX 2+とWiMAXの手動切替の機能はございません。 |
質量 | 約95g |
同梱物 |
|
外形寸法 (mm) |
約W110×H66×D9.3mm |
バッテリー使用時間※2 | 【連続通信(Wi-Fi接続時)】
【連続通信(Bluetooth®接続時)】
ハイパフォーマンスモード:下り最大220Mbps、エコモード:下り最大110Mbps 【連続待受】
|
対応OS |
Windows® 10 対応OSはすべて日本語版・英語版となります。 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯)、11n/g/b(2.4GHz帯) |
アクセサリ (別売り) |
(1000BASE-T/100BASE-T) |
Body-SAR値 | 0.125W/kg |
本体色 | パールホワイト マットブラック マゼンタ (6月24日販売開始) |
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